8歳男児|叢生を拡大床とインビザライン・ファーストで改善した症例
1.症例情報
患者情報
- 8歳男児
主訴
- 親御さんが子供の歯並びが気になるとの事
治療動機
- 審美的改善
- 滑舌が悪いため気になった
- 歯ブラシが難しいため磨き残しが多い
2.診断と治療方針
- 診断: 叢生
- 治療方針: 拡大床を用いて歯列弓を広げ、インビザライン・ファーストにて歯並びの改善および咬合の改善を行う
3.治療方法
- 治療方法: まず約4ヶ月間にわたり拡大床による歯列弓の拡大を行いました。その後、マウスピース型矯正装置「インビザライン・ファースト」へと移行しました。インビザライン治療では、初回に19枚のアライナーを作製し、1週間ごとに交換しながら使用しました。初回のアライナー装着が終了した後、追加スキャンを実施し、13枚の追加アライナーを再作製し、歯列の調整を行いました。
- 治療装置: 拡大床、マウスピース矯正(インビザライン・ファースト)
4.術前・術後写真
拡大床初期


インビザライン初期


インビザライン終了時


5.治療費用と期間
- 治療費用: ¥660,000-(検査費、調整料は除く)
- 治療期間: 約1年5ヶ月
6.インビザラインのメリットと生じるリスク
メリット
- 装着時に目立ちにくい場合があります。ただし、見え方や感じ方には個人差があります。
- 痛みを抑えやすい場合があります。ただし、痛みの感じ方には個人差があります。
- ワイヤー矯正に比べて圧力が穏やかで、口内炎や装置による傷が起こりにくい
- 取り外し可能で衛生的
- 食事や歯磨きの際に外せるため、口腔内を清潔に保ちやすい
- 通院回数が少なくて済む
- 治療計画に沿ってマウスピースを交換するだけなので、忙しい人にも向いています
- 治療前に歯の動きをシミュレーションできる
- 3D画像で治療のゴールを事前に確認でき、納得してスタートできる
- 金属を使用しない装置として選択されることがあります。ただし、適応は口腔内の状態により異なります。
生じるリスク
- 歯を移動すると歯根が吸収されて短くなることがある
- また空隙(ブラックトライアングル)が生じる場合や歯肉退縮などが生じることがある
- 一日22時間以上装置の装着が必要となる
- 装着時間が足りないと適切に歯が動かない可能性があります
7.今後のメンテナンス方法
リテーナー(保定装置)の装着
- 後戻り防止のため毎日、就寝時を含めて12–14時間以上の装着を推奨します。
- リテーナー装着中は、熱い飲み物や糖分の多い飲料は控えてください。変形やむし歯リスクの原因になります。
8.8.定期検診
- 1~2ヶ月に一度来院していただき、歯のクリーニングと同時に歯列や咬合の変化や虫歯がないかなど一緒にチェックさせていただきます。
免責事項・医療広告ガイドライン遵守
この症例は当院で実施した自由診療の治療例です。
治療の効果や経過には個人差があります。すべての方に同じ結果が得られるとは限りません。
自由診療のため、保険適用外となります。治療費は症例ごとに記載した金額が目安となります。
治療には次のようなリスク・副作用が生じる可能性があります(治療法により異なります):
- 治療部位の腫れ・痛み・出血
- 治療後の知覚過敏
- 素材アレルギーの可能性
- 装置の破損・脱離リスク
- 効果が安定するまでの経過観察が必要
- 治療内容や個人の状態によっては追加治療が必要になる場合があります
詳しくは担当歯科医師にご確認ください。ご不明な点はお気軽にご相談ください。
